アーチーズ国立公園からモニュメントバレーへ250km(約2.5時間)の道のりの道中...
立ち寄ったフォレストガンプポイント。
映画フォレストガンプで、トム・ハンクス演じる主人公が、アメリカ大陸を
マラソンで走るシーンの撮影場所です。
アメリカの広大な大地を象徴するような場所ですね。
そして、ホテルに一旦入り、ジープツアーへ。
アメリカのホテルの部屋は広くて、快適です。
バルコニーからの眺望もGood!!
ジープと言うより、サイドがオープンになったバスで、赤土の大地ツアーに出発です!
<モニュメントバレー>
ユタ州とアリゾナ州にほど近い、赤い大地にさまざまな形のビュート(孤立丘)やメサ(平たい岩山)が数多くあるアメリカの原風景ともいえるこの場所です。西部開拓以前から変わらぬ風景は、多くの映画や写真の中にもおさめられてきました。
観光撮影用に、お馬さんに乗らせてもらいました♪ 実費5ドル、感動プライスレス♪
テンション上がってますネw
先に訪れたアーチーズのデリケートアーチは、ユタのナンバーにもなっている!
トーテム・ポールを思わせる細い岩塔群は高さ約250m近くある。
モニュメントバレー・ジープツアーから戻り、
明日の朝食をスーパーへ買出し。
夕暮れがなんとも、美しい。
そして、今夜はナバホ族の郷土料理を頂きました。
ここで、少しナバホ族(先住民)について・・・
この一帯は、アメリカ先住民ナバホ族の聖なる土地。ナバホ族をはじめとするアメリカ先住民ネーションへの歴史は、、、
白人がアメリカ大陸を開拓という侵略したプロセスで、先住民(インディアン)との土地問題を解決すべく、彼らを
強制移動させたり、条約を結び保留地に住まわせるという政策は、合衆国の深い闇の歴史だと思う。。
保留地で暮らす事を条件に、わずかながら年金が入るため、これに頼って自立できない人々も多く、失業率は過半数を超え、アルコール依存症率が高い。
そのため、このナバホ族居留地においても、アルコールの販売は禁止されている。このレストランも近くのスーパーも、アルコールは販売していない。というか、販売出来ない。この現代においてだ。
そして、ほどんどが僻地に設置された保留地。その保留地に住む多くの先住民の居住者は産業を持てず、貧困にあえいでいる。
過去のアメリカでは、ネバダ州とニュージャージー州以外で実質禁止だったカジノ。これに対して、保留地内では自治権を認めた条約規定でカジノ設立可能であり、産業の無い居留地で、これを活用することでインディアン・カジノとして成功した地もある。
しかし、このカジノの運営分配金が、部族の子供を含むひとりひとりに平均年間500万円配当され、これに頼って、結局、自立できないというジレンマもあるそうです。
アメリカに訪れるまで、あまり気にしたことの無かった白人と先住民の問題は、とても、一言では語れない、、、
建国までのアメリカの歴史を少し、学ぶだけで垣間見える根の深い問題。
この深い深い闇を持ったアメリカの抱える現実を知ったのも、もうひとつの旅の恩恵です。
夜な夜な、ひとり深夜俳諧。
グランドサークル周遊も後半に入り、あと僅か。
次は、どんな幻想的な世界を見せてくれるか! とても楽しみな、アンテロープキャニオン。
See you!!