--8日目その2--
お昼からは、ケニア最高峰、標高5,199mのケニア山の麓
スイートウォーター動物保護区へ
ここは、私設の動物保護区です。
まずは、、
チンパンジーの保護区へ
40頭程のチンパンジーが保護されている。
あれ!ヤックル?!(もののけ姫)
もともとチンパンジーは、ケニアには居ません。
ペットで飼われていたが、成長して、大きくなり、手に負えなくなって捨てられたり、
蜜慮された彼らが輸送中に検挙された経緯で、保護されている。
密猟の目的は、ペットだっり、食用だったり、、
動物愛護。
そんな事当たり前と思っていますが、
飼育された牛、豚、鶏は良くて、チンパンジーや犬はいけないの?
食用動物であるか、無いかは、全て人の都合。エゴ。
その動物の区別も、国の慣習、常識で様々なんですよね。
チンパンジーの知性が高い事は有名で、最近のゲノム解析によると、チンパンジーと人間の
DNA塩基配列は約1.23%の違いしかないそうです。しかし、そのチンパンジーが、
アフリカでは、未だ、食用とされていたり、アメリカでは、感染実験の対象となっている。
私たちからすれば、知性が高く、愛くるしいチンパンジーを食べるなんて、考えにも及ばない
・・・が、
それは、私たち日本人のエゴかも。。
欧米人からしたら、知性が高く、愛くるしいイルカを食べるなんて、考えにも及ばない。
色々、考えさせられる。
サイの保護区
失明したサイを保護していて、干草をあげる事ができる。
この子の名前はバラカ(baraka)・・・スワヒリ語で恵みの意味。
絶滅の危機にあるサイ。
犀角。漢方薬ビジネスが招いたサイの悲劇。
ベトナム闇市場でサイの角は、重さ1キロ=10万ドル(約1,000万円)もの値がつくとか。。
ケニアでの中国人の増加とサイの減少の因果関係も噂されている。
すこし、気の滅入る見学2箇所であったが、ケニアの動物の現状や
動物の1種である、ヒトとその他の動物との関りを考えさせられる、貴重な体験でありました。
最後のゲームサファリ
■今日のトラブル
僕らをナイロビから6日間1,300キロ運んでくれた25年選手のハイエースが、オーバーヒート。
途中から、保護公園のクルマや別のゲームドライブ中のクルマに同乗させてもらったりして、
修理、復活を待ったが、、
・・・結局、ダメで、ホテルのクルマに迎えに来てもらった。
明日の帰国。
直ると良いのだが、、、